東京寿司屋2299|SF短編映画
MU
MU(ミュー)

【物語】
今日も8時間、同じ景色。
未完成のアンドロイドが流れる工場を抜け、ネオンの夜へ。
「早く、音楽だけで食っていけるようになりたいなぁ。」
ため息がほどけた瞬間——高架下に、バターと小麦の香りが割り込んできた。
ちりん、とベル。
丸いライトと手描きイラストだらけの“やけにかわいい”店内。
なのに漂うのは、肉汁とチーズのえげつない飯テロ。
今夜くらい、夢はあと回しでいい。さぁ、食うぞ。